4月 2日(日)  伊予灘のメバル釣り

伊予灘メバル 第Y弾


知っている方もおられると思いますが

もともとこのHPは釣り専門じゃなかったのだが…

いつの間にか 釣りのHPに。


HPのトップにキハダマグロと一緒に映っていた妹も

この春から東京の大学へ進学することに



↑退院した直後 人生初の写真がコレ    小さいうちは子守りと称して川や海へと連れ回し



写真を撮るときはいつも魚と一緒

おかげで魚も釣りも父ちゃんも嫌いな立派な大人になりました。


神戸に行った姉に続いて 東京へ向かう妹 … 一家離散 …

今朝 我が家を旅立って行ったのだが

家族より釣りが大事な父ちゃんは、その姿を見送ることなく メバル釣りへ(^_^;)


父ちゃんに似て これまで自由気ままな生活をしてきたので

一人暮らしをして世の中の厳しさを知ってたくましくなってくれ。





…で本題。

前回の小潮まわりからメバルの食いがガタ落ちで

メバル狙いの船はキープサイズが船中1ケタなんて日もあったそうな。

この大潮まわりから海にエサっ気が出てきたようで期待半分 不安半分。


今日は潮待ちのためか 遅めの8時過ぎ出船。

港に着くまでにすっかり夜が明けている釣りって久しぶりだ。



今日の天気予報は曇り時々はれ 一時雨 という なんでもあり。

曇ってくれたらええのになと思っていたら

朝から おもいっきり晴れ。



晴れたら辛い釣りになりそうやなという予想に反して

潮ができてくると 良型メバルが竿先を引きずり込む。



20cm後半のサイズ混じりで6連7連と付くと リールのハンドルが巻けない。

海にエサっ気が出てきたせいか

緑のサビキに良型がよく付く。



釣ったメバルがイカナゴを吐いた!

イカナゴベイトなら白いサバ皮がよさそうなものだが

それでも緑の方に断然よく掛かる。


そこで



サビキライトチューン?

上から緑一色役満?サビキ。

真ん中はツートンカラー。

下はノーマル。



今日は太陽が出ているのにメバルの活性高く 食いがいい。



2回流せばこんな感じ。

大半が瀬に付くクロメバルだが

漁礁の近くではシロメバルが掛かる。


ポイントが狭いせいか

右舷側だけ良型すずなりで 左舷側はシーン、

またはその逆パターンなんかもよくあり

船の幅だけずれたら全く当たらない。


まさにピンポイントでピタッと船を付ける技術が必要なんだ。


食いのよさはいつまでも続くことはなく

潮が速くなってくると メバルも口を使わなくなってきた。


今日も 秘密兵器



食い渋ったときのシラサ。

前回同様サビキの枝を交換してシラサを刺す。

最高3本まで枝を増やしたが

船頭さんの船を立てるペースに間に合わず

2本 そして1本に


やはりシラサを刺した枝にはコンスタントにメバルが食いつく。

それも良型。


シラサ以外では

緑のワームでも



いい感じで食ってくる。


みかんワームでも



ガッツリ食いついてくる。


ワームを刺したからといって 釣り方は全く同じ。

竿先を1mmも動かさずに 潮に漂わせて食わせる。


メバリングをしている方の中には

ワームを付けたから誘わないといけないと思って

竿先を小刻みにシェイクする方がおられるようですが

そんなことしたら絶対に食いませんから。




端から見れば ただ漫然とメバル釣りしているように見えますが

いつも頭の中フル回転で いろんなこと考えながら いろんなことしてます。


潮は動いているのか 止まっているのか

潮は動き出したのか 止まりはじめたのか

底は瀬なのか 漁礁なのか 平地なのか

本流の潮なのか 反転流なのか 湧き潮なのか

メバルの反応は浮いているのか 沈んでいるのか

潮の色はどうなのか 太陽光線の入り方はどうなのか

潮はどちらに流れ メバルはどっち向いているのか

海にエサっ気があるのか ないのか


その時その時の状況から 底を何m切って待つのがベストなのかを考える。


どんな仕掛けでも 竿先を一切動かさない誘い?を徹底しているので

釣り方は全く変わらず。

肝心なのは底から何m切って待つかということだけ。


潮が効いていれば カラー関係なくバンバンヒットしてくる。



20cm以下のリリースサイズはほとんど掛からず

中〜大型ばかりなので

匹数の割に重量感たっぷり。



昼前には クーラー7分目


潮が緩んできたので

尺メバルポイントへ。

アタリはあったが



28cmどまり。

完全に潮が止まってしまい 再びポイント移動。


午前中はカンカン照りで暑くて防寒着を脱いで釣りをしていたのに

西の空が怪しくなって



この後 ゲリラ豪雨(>_<)


冷たい西風が吹き荒れ ボコボコ


おまけに雷ゴロゴロ


晴れたと思ったら きれいな虹。



このあとも雨は降ったり止んだり

潮が小さくなってきているせいか



後半は小型のメバルも混じるようになってきた。


クーラーには入らなくなったので



バケツへ投入。


雨は止んでくれたが

西からのうねりが入り ドンブラコ〜



後半は荒天になったせいか 失速。



数では開幕戦の177匹に及ばなかったが

平均サイズがかなりよかったので

23kgの水揚げと重量的には今期最高。



4月の声が聞こえると同時に

海の中も春が来たようで イカナゴなどのベイトが流れ出し

メバルの活性もあがってきたようだ。

これからあと1ヶ月あまりはエサをいっぱい食べて

パワフルになったメバルの引きを楽しむことができそうだ。



本日の釣果 メバル 〜28cm 145匹